ヒマラヤの青い芥子咲く　皿ヶ嶺（１，２７８ｍ）

愛媛県東温市

２０１７年６月２０日（火）　　　　　　門久単独

〈風穴に咲いたヒマラヤの青い芥子〉

ヒマラヤの青い芥子が気懸りで朝のひととき皿ヶ嶺の風穴の周辺を散策してきた。

清新な朝の山の空気に癒される時間であった。

《山行記録》

　風穴下6:45････6:47風穴6:56････6:57風穴下駐車地････6:58紫陽花植込････7:08皿ヶ嶺登山道出合････7:31直登道分岐7:32････7:37ミズナラ古木下7:43････8:01風穴8:18････8:20風穴下

〔総所要時間:１時間35分、休憩等:0時間33分、正味所要時間：1時間02分〕

　６：４５　風穴下

　　風穴直下の路傍に愛車を停めて早速に風穴に赴くと、風穴の外縁と穴の中に合計5輪のヒマラヤの青い芥子が開花していた。早い年には5月下旬には開花するが、今年は随分と開花が遅くなったものだ。その分、開花したものを見ると愛おしく感じられる。独り静かに花の鑑賞をしたかったが、午前7時前にもう登山者がやって来た。人気の山ゆえ仕方がない。それでも、朝の優しい光の中に咲くブルーポピーを堪能した。

〈この日の皿ヶ嶺〉	〈朝の風穴〉

〈風穴に5輪のヒマラヤの青い芥子が咲いていた〉

〈遅れていた花の開花、愛おしいものだ！〉

〈朝の優しい光の中で・・・・・！〉

〈開いたばかりの小さな花をアップで！〉

〈涼しい風の中、遅咲きのラショウモンカズラ〉	〈こちらも遅咲きのコンロンソウ〉

　６：５８　上林森林公園

　　一度愛車に戻ってから暫し風穴周辺の散策を始めた。公園管理道沿いの紫陽花の植え込みから杉の植林帯に入り、竜神平へと続く正面登山道に出て暫しお花畑の中をジグザグを描きながら登って行った。杉林の中ではツルアジサイやモミジウリノキの花が見られたが、お花畑は花の端境期でサワルリソウの白い花くらいしか見るべき花はなかった。しかし、緑深まる登山道沿いの森の清新な朝に空気は気持ちの良いものであった。

〈上林森林公園をひと歩き〉
	〈ツルアジサイ巻く杉林を登り行く〉

〈ツルアジサイ〉

〈モミジウリノキ〉

〈皿ヶ嶺正面登山道のお花畑〉
	〈サワルリソウ〉

〈ギンバイソウはまだ蕾も出ていない〉

　７：３７〜７：４３　ミズナラ古木

　　正面登山道に立つお気に入りのミズナラの古木の下で時間切れとなりこの日はもう引き返すこととした。樹の下に立って周囲を見渡すと、ヤマボウシとアカショウマの花が目に飛び込んできた。初夏は白い花が多いようだ・・・、そんな想いを抱きながら緑深まる登山道を下った。

〈正面登山道のミズナラの古木、今日の散策はここまで〉

〈ヤマボウシ〉	〈アカショウマ〉

〈緑深まる登山道〉

　８：２０　風穴下

　　帰路に就く前に再度風穴に寄ってみた。時が進んで風中の中にも朝日が射し込んでおり、ヒマラヤの青い芥子はその陽を浴びて早朝とはまた違った佇まいで咲いていた。穴の中のプランターにはまだ沢山の蕾があり、これから多くの花が咲き続けることであろう。

〈朝日を浴びて咲くヒマラヤの青い芥子〉

〈朝の陽を浴びて・・・・！〉

〈朝露が滴る！〉

〈背中越しに見るヒマラヤの青い芥子〉

〔山行所感〕

　　短時間の滞在ではあったが、風穴のブルーポピーを見ることが出来、また早朝の清新な山の空気を吸うことが出来て良い時間を過ごすせた。咲き始めのヒマラヤの青い芥子はなかなかに美しい。この先、お花畑に夏の花が咲き始めるまで綺麗に咲き続けてくれることであろう。

〈この日の軌跡〉

〔BＡＣＫ〕

〔ＨＯＭＥ〕