花の咲き具合の確認に 皿ケ嶺(1,298m)
愛媛県東温市
2017年4月27日(木) 門久単独
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〈お花畑の主役はハシリドコロ!〉 |
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皿ヶ嶺にはまだ雪が残っていた2月下旬以降ご無沙汰していた。
この間季節感の変化に疎くなっていることから、短時間でも歩いて山の様子を見ておきたいとこの日の昼前に訪ねた。
限られた時間であったので、要所をチェックしながらのあちこち落着きのない歩きになってしまった。
《山行記録》
上林森林公園駐車場10:48・・・・11:04風穴11:08・・・・11:25直登道分岐・・・・11:42丸太のベンチ11:47・・・・11:50尾根出合・・・・11:56引地山分れ・・・・12:00丸太のベンチ・・・・12:10直登道分岐・・・・12:28竜神平道途中(Uターン)・・・・12:40直登道分岐・・・・12:48風穴・・・・12:53上林森林公園駐車場 〔総所要時間:2時間05分、休憩等:0時間09分、正味所用時間:1時間56分、歩行距離:3.5q、累積標高差:±412m〕 |
10:48 上林森林公園駐車場
2か月ぶりの上林森林公園は考えていたより季節が進んでいない感じであった。北面の斜面のお花畑には通常であればイチリンソウが群生していていいのだが、今年はその姿がなかった。お花畑は一面ハシリドコロに埋め尽くされており、ハシリドコロの独壇場となっていた。稜線まで行っておこうと直登道に入り引地山へと続く尾根上まで上がった。ピンクのシコクカッコソウもこの季節の山を美しく感じさせてくれる花であるが、途中で群落を訪ねてみるとまだ固い蕾の状態で地面に張り付いている感じであった。
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〈麓から見上げたこの日の皿ケ嶺〉 |
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〈まだ桜の花が見られた上林森林公園〉 |
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〈風穴〉 |
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〈まだ春浅い感じの登山道を行く〉 |
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〈斜面のお花畑はハシリドコロで埋められていた!〉 |
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〈直登道を登って丸太のベンチへ、稜線は近い! |
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11:56 引地山分れ
標高1150メートルほどの稜線上の樹々はまで芽吹きまで進んでいなかった。引地山分れから引き返して竜神平への正面道まで下りてその道を採った。沿道には花々も少なく、まだ春が訪れていない感じでもあった。竜神平への途中のシコクスミレの群生地まで行って咲き具合を見ておこうと思っていたが、そこのシコクスミレもまだ姿を現していなかった。
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〈引地山分れ〉 |
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〈登って来た直登道の急坂を下る〉 |
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〈竜神平への正面道から下界を眺望する〉 |
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12:28 竜神平正面道途中(Uターン)
許された時間を超過しそうであったので、先に進むのを諦めて下山の途に就いた。沿道の花の咲き様は芳しくなかったが、まだ枯れ葉色の地面のあちこちに多くのヤマシャクヤクの若木の姿が確認出来、今年はこのヤマシャクヤクが豊作になるのではなどと思った。登山道がジグザグを描くお花畑に戻り、ハシリドコロの群落の中を一気に下った。
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〈馴染みのミズナラの巨木の下を登山道が延びる〉〉 |
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〈ハシリドコロ・ロ^−ド!〉 |
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12:53 上林森林公園駐車場
2時間ほどの散策山行を終えてから、帰路に水の元のお花畑にも寄ってみると、山上で会うことが出来なかったイチリンソウ、シコクスミレ、シロバナエンレイソウ、コンロンソウなどを見ることが出来た。そこでお会いした地元の方から天狗の庭近くにシコクスミレの群落を見付けたとの情報を得たが、残念ながらもう時間切れで下山せざると得なかった。
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〈早々に登山口へ戻った!〉 |
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〈萌黄色の上林森林公園〉 |
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〈下山後、水の元のお花畑にも寄ってみた〉 |
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◆■◆この日出会った花々◆■◆
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〈ユキモチソウ〉 |
〈コチャルメルソウ〉 |
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〈アワコバイモ〉 |
〈ハシリドコロ〉 |
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〈ヤマエンゴサク〉 |
〈シロバナネコノメソウ〉 |
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〈エイザンスミレ〉 |
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〈ヤマアイ〉 |
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〈コガネコノメソウ〉 |
〈ハルトラノオ〉 |
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〈サイゴクサバノオ〉 |
〈ヤマルリソウ〉 |
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〈シコクスミレ〉 |
〈ヤマシャクヤク(蕾)〉 |
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〈シロバナエンレイソウ〉 |
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〈イチリンソウ〉 |
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〈コンロンソウ〉 |
〈シコクカッコソウ(蕾)〉 |
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〈この花はまだやっと芽生えを迎えたところ〉 |
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〔山行所感〕
本来であれば百花繚乱の様相を呈し始めている筈の皿ヶ嶺であるが、今年の季節の進行はかなり遅れているようであった。花々が咲き誇るまでまだかなりの日数が必要であるのは間違いない。情報収集に努めながらその時を待つこととしよう。
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〈この日の軌跡〉 |
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