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年の初めは宮島へ 厳島神社・駒ヶ林(509m)・焼山(490m)・弥山(535m)・獅子岩
広島県廿日市市宮島町
2017年1月2日(月) 門久単独
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〈満員の連絡船から宮島を望む〉 |
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静かに明けた新年、
初詣を兼ねて宮島へと出掛けた。
久し振りの山行でもあったので、
歩き試しをも兼ねてちょっと長いルートを設定してみた。
《山行記録》
宮島桟橋8:58・・・・9:04厳島神社9:38・・・・9:38大願寺9:42・・・・9:47多宝塔9:50・・・・10:16(衣類調整)10:18・・・・10:42朝日観音10:43・・・・10:48石室10:52・・・・11:13駒ヶ林(509m)11:33・・・・11:47焼山(490m)12:13・・・・12:27仁王門・・・・12:37御山神社12;38・・・・12:44大日堂・・・・12:53弥山(535m)12:57・・・・13:07弥山本堂13:10・・・・13:32獅子岩13:33・・・・13:54榧谷駅13:55・・・・14:10(昼食)14:27・・・・14:57包ヶ浦道合流・・・・15:10枝道分岐・・・・15:27ホテルまこと・・・・15;34宮島桟橋 〔総所要時間:6時間36分、昼食・休憩等:2時間01分、正味所要時間:4時間35分、歩行距離:10.1q、累積標高差:±972m〕 |
8:58 宮島桟橋
正月装束の宮島桟橋を後に初詣客と一緒に厳島神社へと向かった。御笠浜から入場待ちの列に並んでから境内に入って無事に初詣を済ますことが出来た。以前は山行を終えてから参拝していたので、参拝を済ませてからの今回の山行への出立は一味違って清々しい感じであった。
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〈正月装束の宮島桟橋〉 |
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〈子供たちの姿が多いのも正月の宮島らしい〉 |
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〈干潮の厳島神社に初詣〉 |
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〈雅楽の流れる厳島神社〉 |
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9:47〜9:50 多宝塔
今年は多宝塔コースを採った。四宮コースが閉鎖されて、今では残された野趣豊かな貴重なコースである。随分と久し振りに登ったが、このコースも長い間手が加わっていない感じであった。深い羊歯が覆い被さるようになって、このままでは数年後には登山道が埋まってしまうのではないかと危惧した。途中で単独行のご婦人を抜いただけの静かな登りであった。
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〈アセビが早くも咲く多宝塔〉 |
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〈振り向けば大野ノ瀬戸を望む多宝塔コースの尾根を登る〉 |
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〈羊歯の道は如何にも宮島である!〉 |
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〈危うい梯子段を登って朝日観音に参拝する!〉 |
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11:13〜11:33 駒ヶ林(509m)
駒ヶ林の山頂は無人の静かな世界であった。到着して程なく途中で抜いたご婦人が上って来られたので、20分近く話しをしている間に幾人かが仁王門方面から上って来た。先がまだ長いので、仲間が上って来るのを待つというご婦人と別れて隣の焼山へと急いだ。
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〈駒ヶ林から逆光の中の弥山を望む〉 |
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〈駒ヶ林から前峠山と対岸を望む〉 |
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〈駒ヶ林から霞む岩船山を遠望する、手前左手は502m峰〉 |
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11:47〜12:13 焼山(490m)
焼山に上がって行くと珍しく人の声が聞こえてきた。狭い山頂部に二組の登山者の姿があり、何とその中の一組は見覚えのある人たちで、お互いこんな所で会うとはと感嘆した。お互い久し振りであったので、紅茶を戴きながら20分ばかり情報交換を行った。駒ヶ林から奥の院へと向かうこのメンバーが発ってから、山頂部からの眺望の写真を撮って先に進んだ。大元公園からのルートに乗って仁王門から御山神社に寄って、大日堂を経由して弥山々頂へと向かった。
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〈焼山から俯瞰する宮島の街〉 |
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〈駒ヶ林の岩壁〉 |
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〈焼山の目の前には駒ヶ林が構える、その背後は弥山の山頂部〉 |
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〈仁王門〉 |
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〈御山神社〉 |
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〈御山神社前から霞む瀬戸内海を眺望する〉 |
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12:53〜12:57 弥山(535m)
弥山々頂に上がると展望台も山頂広場も大勢の観光客でいっぱいであった。ここから獅子岩までは観光ルートで人ごみの中を歩く覚悟は出来ていた。弥山本堂、不消霊火堂の周りも観光客で溢れていた。獅子岩まで行き交う観光客と共に歩いた。
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〈弥山山頂の展望台〉 |
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〈展望台から露岩累々とした山頂広場を見下ろす〉 |
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〈弥山から駒ヶ林、焼山を望む〉 |
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〈弥山展望台から江田島方面を俯瞰する〉 |
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〈不消霊火堂越しに弥山本堂を見下ろす〉 |
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〈参拝客の絶えない不冷霊火堂〉 |
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〈紅葉谷コースの下り口に建つ「弥山原生林」の指導翔〉 |
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13:32〜13:33 獅子岩
獅子岩にも寄ってみた。眺望は霞んでいたが、外国人旅行者も多く、岩の上の展望台は賑わっていた。獅子岩を後に博奕尾コースの登山道に入ると途端に静かな世界となった。ロープウェイの榧谷駅の下を潜って抜けるともう人に声も聞こえない静かな山中となった。昼食を摂り損ねていたので尾根上の大岩の上で眺望を楽しみながら遅いランチタイムを取った。食後は歩き慣れた博奕尾コースを淡々と下って、「ホテルまこと」の前を抜けて宮島桟橋へと出た。
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〈宮島ーロープウェイ獅子岩駅〉 |
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〈獅子岩から江田島方面を望む〉 |
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〈羊歯の中に延びる博奕尾コース〉 |
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〈登山道に平行して宮島ロープウェイが行き交う〉 |
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〈尾根上から大小の神黒島を望む〉 |
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〈博奕尾の古戦場跡を下り行く〉 |
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〈見上げれば霞む宮島の峰々が名立たる高嶺のよう!〉 |
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15:34 宮島桟橋
宮島桟橋に戻って驚いたのは、建物前の広場まで乗客の長い列が延びていたことであった。JRと松大汽船の二つの列があったが、列が縮むのが早く感じられた方の列の後に並んだが、思いの外早く乗船出来て宮島口へと戻れた。
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〈“みなとトンネル”を抜けると宮島桟橋〉 |
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〈建物前の広場まで乗客の列が延びた宮島桟橋に戻ってきた〉 |
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〈静かな大野ノ瀬戸を宮島口へと渡る〉 |
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〔山行所感〕
初詣を兼ねた正月の宮島行、今年の幸を祈念し久し振りの山行を挙行、10qの山道を歩き通すことが出来て幸先の良い一日となった。幸多き一年であることを宮島の神々に祈りながらの山行でもあった。
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〈この日の軌跡〉 |
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