里山を歩く 二ヶ城山(483.2m)
広島市安佐北区・広島市東区
2016年10月21日(金) 門久単独
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〈二ヶ城山から広島インターチェンジ方面を望む〉 |
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数日前までこの日は好天の予報であったが、実際には生憎の曇天。
遠出をする気持ちにはならないものの、雨が降る心配はなかったので
裏山の里山歩きに行ってきた。
《山行記録》
上岩上橋13:42・・・・13:45高陽中央霊園・・・・14:00二ヶ城山登山口・・・・14:11地獄谷水場・・・・14:19広島西幹線6号鉄塔(白灰山)14:29・・・・14:35男天狗14:37・・・・14:58前山・・・・15:00千畳敷(展望岩)15:02・・・・15:08三差路・・・・15:12二ヶ城山(483.2m)15:20・・・・15:22三差路・・・・15:32広島川内線7号鉄塔・・・・15:40千人塚入口・・・・15:58惣野谷方面分岐・・・・16:11蝦蟇ヶ峠(二ヶ城山登山口) 〔所要時間:2時間29分、休憩等:0時間22分、正味所要時間:2時間07分、歩行距離;4.8q、累積標高差:+456m、-346m〕 |
13:42 上岩上橋
自宅から二ヶ城山への落合南コースへの入口の上岩上橋へと歩いた。山陽高速道を跨ぐ橋である。橋を渡ったところに高陽中央霊園があり、そこから山中に林道が伸びており、二ヶ城山へはその林道を辿って行く。15分程林道を歩いて行くと二ヶ城山への登山口があり、登山道が右へと分岐している。左手に地獄谷川の渓流を眺めながら登山道を10分程進むと左手に水場があり、道はそこで鋭角に右折して直ぐに稜線部へと急登する胸突きの急坂となる。急坂を登り切ると、中国電力の送電線の鉄塔が立つ白灰山のピークである。高陽、八木、緑井の町や阿武山の好眺望が拡がる。
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〈山陽高速道を跨ぐ上岩上橋詰からスタート〉 |
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〈高陽中央霊園奥から林道に入る〉 |
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〈登山口まで林道を歩く〉 |
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〈二ヶ城山登山口:林道から右手に入る〉 |
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〈暫し地獄谷川沿いに緩やかに登り行く〉 |
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〈白灰山へ向け胸突きの急坂を登る〉 |
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14:19〜14:29 白灰山(広島西幹線6号鉄塔)
白灰山に暫し佇んで、曇天下でかなり霞んではいたものの、それでも仲々の好眺望を楽しんだ。白灰山からは稜線歩きとなる。暫くは気持ちの良い平坦な尾根道であるが、直に登り勾配が続くようになる。土質は古い花崗岩で、意外に脆い所も多いので足元には気を付けなければならない。登山道は幾つもの岩場を縫うように延びており、それらの岩場に立ち寄るとそこからは仲々の眺望が拡がっている。その眺望を楽しむのが二ヶ城山ウォークの最大の楽しみである。前山のピークを越えてから、一旦浅い鞍部に下って登り返すと蝦蟇ヶ峠からの縦走路と合流する三差路で、そこから山頂へは数分の距離である。
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〈送電線鉄塔の立つ白灰山から高陽ニュータウン群、阿武山を望む〉 |
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〈花の少ない時節に咲き残っていたアキノキリンソウ(キク科)〉 |
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〈男天狗の岩場からの大眺望〉 |
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〈一服岩越しに太田川、安佐大橋方面を俯瞰する〉 |
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〈北方に木ノ宗山、高鉢山、白木山を望む〉 |
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〈千畳敷の地先の展望岩〉 |
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〈展望岩から蝦蟇ヶ峠、その先に松笠山を望む〉 |
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15:12〜15:20 二ヶ城山(483.2m)
二ヶ城山の山頂からは府中町や海田町、更には呉の灰ヶ峰方面の好眺望が得られるのであるが、この日は曇天に霞んで遠景は殆ど得ることが出来なかった。暫くこの山頂に立つことがなかったが、その間に周りの樹々が大きく伸びて、山頂から隣の呉娑々宇山を眺め辛くなっていた。下山は一旦直下の三差路まで引き返してから、蝦蟇ヶ峠への長い尾根道の縦走路を採った。三差路から10分間ほどは小さな岩場を縫う尾根道であるが、送電線の鉄塔を過ぎると、樹間を縫う尾根道になり、段々と高度を下げて行って山頂から小一時間で蝦蟇ヶ峠へと下る。
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〈二ヶ城山々頂〉 |
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〈二ヶ城山の稜線から呉娑々宇山を望む〉 |
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〈広島川内線7号鉄塔付近から祇園、武田山方面を望む〉 |
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〈蝦蟇ヶ峠へと続く縦走路〉 |
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16:11 蝦蟇ヶ峠
この日は山中で誰にも会わずに蝦蟇ヶ峠へと下った。途中の午後2時過ぎに鳥取県中部地震(震度6弱)の緊急地震速報で携帯電話がけたたましく鳴ったが、山中では揺れは全く感じなかった(広島市の震度は「3」)。蝦蟇ヶ峠からは中国自然歩道を辿って我が家までの長い距離を歩いて帰ることとした。
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〈蝦蟇ヶ峠(二ヶ城山登山口)〉 |
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〈矢口への道で〉 |
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〔山行所感〕
ウォーキングを兼ねての裏山の里山散策であった。いつでも行けると思っている裏山であるが、雑事に追われて暫く歩いていなかったことを、道中で気付いた幾つかの小さな変化が気付かせてくれた。中国地方の山々もこれから本格的な紅葉の季節を迎える。身近な里山も大事にしながら、紅葉の山々もまた楽しみたい。
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〈この日の軌跡〉 |
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